お酒をやめたいと思っている。
でも、たった一日でもアルコールを我慢するのが辛い人もいるはず。
そんな人は本記事をぜひ読んでみてほしい。
最初の一日目を踏み出すきっかけになるかもしれない。
禁酒・断酒の効果は1日目から現れる
断酒による効果は初日、まずメンタル面に現れる。
具体的には翌日の朝にポジティブな気分を味わえること。
断酒を志して酒を飲まずに迎えた朝は、何ものにも代えがたい良い気分になれる。
なぜそこまで劇的な変化が起きるのか。
それは
健康的な生活への第一歩を踏み出せたという自己肯定感
各種の疾患の原因であるアルコールから距離を置けた安心感
が主な要因だと思う。
私の場合
私も断酒一日目からメンタル面で大きな効果が現れた。
具体的には痛風の不安から解放されたこと。
私は20代後半の健康診断で「尿酸値が高い」という結果を突き付けられてしまった。
尿酸値が高いと痛風のおそれが出てくるのは常識だ。
それ以来「いつか痛風発作が起きるのではないか」という不安につきまとわれるようになった。
私の尿酸値が高い原因は、お酒の飲み過ぎだとわかっていた。
アルコールが尿酸値を高めてしまうことは広く知られている。
私はそのころ、ほぼ毎日のようにビールをはじめとするアルコール飲料を飲んでいた。
尿酸値が高くなるのは当然の結果だった。
わかっていたけれども止めることができなかった。
晩にお酒を飲む
飲みながら
「明日、起きた時に痛風で足が痛くなっていたらどうしよう」
という不安にさいなまれる
こんな状態で毎日を過ごしていた。
これは本当につらい状況だったが、止めることができなかった。
間違いなくアルコール依存症の入り口にいたのだ。
なんとか一念発起して断酒を開始、一日目の朝を迎えた。
アルコールを我慢した
少しだけ尿酸値が下がったはずだ
今日だけは痛風発作は起きないに違いない
などと実に単純に晴れやかな気持ちになることができた。
もちろん、たった一日アルコールを抜いただけで身体に劇的な変化が起こるはずはない。
わかっていても安心感と同時に爽快感も湧いてきて、本当にいい気持ちでその日をスタートさせることができた。
これが私自身が体験した断酒一日目で得た効果になる。
誰でも健康に対する不安はあるはず
過度なアルコール摂取は様々な弊害を身体に及ぼす。
内臓疾患、高血圧、脳疾患などなど
ある程度の年齢に達した人ならば、心当たりのある方も多いのではないだろうか。
当たり前だがアルコールをやめる、あるいは減らせば原因のひとつを取り除くことになる。
わずかだが確実に健康への第一歩を踏み出せた実感が得られる。
だからお酒をたった1日止めるだけで不安が小さくなる。
まとめ
断酒の効果はメンタル面で最初の1日目から現れる。
もちろん個人差はあるだろう。
しかし長年にわたってお酒を飲み続けてきた人ほど顕著に効果を実感できるのではないだろうか。
なかなかアルコール断ちに踏み切れないという人も、一日だけという気楽な気持ちで取り組んでみてはどうだろうか。
その一日が素晴らしい成果を与えてくれると思う。
それが自分の中に大きなインパクトを起こし、弾みで二日、三日と禁酒が続くかもしれない。
そして日を重ねるたびに身体から悪いものがだんだん抜けていく気がして、ますます気分がよくなっていくのを実感できるだろう。
なかなか断酒や禁酒を始めたくても始められない方は、今回の記事を参考にしていただければと思う。
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