競技終了後の出来事
パリオリンピック柔道金メダリストの阿部一二三選手の泥酔動画がSNSに投稿され、話題になっていた。
個人で金、団体で銀の好成績を残し、その祝勝会後の出来事だったらしい。
動画ではパリの街を足元がおぼつかない状態でふらつき、さらには地面に座り込む阿部選手の姿が確認され、場面まさしく泥酔状態だったみたいだ。
ひょっとしたら今回のオリンピック終了まで禁酒していて、久しぶりのアルコール解禁だったのだろうか等と推測したりする。
ストイックな競技生活を送るアスリートなら、そんな制約を課してもおかしくない。
プレッシャーから解放され、羽目を外したのかもしれない。
いかな金メダリストといえども、同じ人間だということか。
あらてめてアルコールの怖さを認識
それにしても、このニュースを聞いてアルコールの怖さを再認識した。
金メダル獲得という栄冠を勝ち取った直後に、その名誉が台無しになっていたかもしれないのだから。
幸いにも今回は大事にはならなかった。
ただパリは酔っ払いに対して厳しいらしく、場合によっては問答無用で強制保護される事態もあり得るらしい。
一歩間違えればせっかくのお祝いムードがパーになるところだった。
周りの仲間がしっかり最後まで面倒をみてくれたおかげだろう。
本当にありがたく思う。
オリンピック二連覇を果たし、日本に明るい話題を提供してくれた選手の不名誉な話なんて聞きたくもない。
危うきに近寄らず~これからも断酒を徹底する
アルコールによって何らかの問題を起こし、社会的な信用を失う人は有名無名に限らずたくさんいる。
私もかつては毎日大量に飲酒する生活を送っていた。
大なり小なり失敗をしてきた。
だから一念発起して断酒の道を選択したわけだ。
おかげでたくさんのメリットを享受できている。
これからも断酒を続けるつもりだが、ときには「少しくらいなら飲んでも大丈夫じゃないか」などという考えが浮かんでくることもあるのだ。
それに流されるわけにはいかない。
オリンピック金メダルに輝くアスリートなら、常人以上に自己節制に長けていると思う。
そんな人間でさえ、アルコールによって平静を保つことが困難になり得るのだ。
私は強い人間ではない。
アルコールに再び手を出せば、あっけなく道を踏み外してしまうだろう。
だから絶対に危ないものには近づかないようにしなければならない。
今回のニュースによって
『「ちょっと位なら飲んでもいいかな」なんて考えを起こすなよ』
という神様からの警告を受けたような気がした。
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