断酒に挫折しかけている人も多いのではないだろうか。
断酒を始めて順調に継続していたが、最近、少し飲酒欲求が出始めている。
またお酒に手を出してしまうかもしれず、不安を感じている。
この精神状態のまま放置すると、かなりの確率でスリップしてしまうだろう。
対処するためにはどうすればいいのか。
私が実践しているシンプルなやり方をご紹介したい。
私はこれまで3年半以上断酒を継続している。
その間、飲酒欲求が全く無かったわけではない。
そういう時、何とか酒に手を出すことなく乗り切れた方法がこれ。
ぜひ試してみてほしい。
私が実践しているシンプルな対処法
それは
自分がなぜ断酒を決意したのかその理由を思い出すこと
これだけだ。
拍子抜けするほどシンプルだが効果は抜群だ。
私が身をもって効果を体験している。
かつて何度もスリップを繰り返したが、この方法を実践することで現在は自己最長期間、断酒を継
続できているのだから。
断酒を決意したきっかけは何か
「酒が好きだったけど、なんとなく断酒を始めた」という人は稀だろう。
大抵は何らかの理由があるはずだ。
例えば
酒を飲み過ぎて大失敗をしてしまった
アルコールが原因で、健康診断で悪い数値が出た
酒にお金を使い過ぎて経済的に支障が出始めた
酒浸りの生活に嫌気がさした
等々・・・
人によって千差万別だろう。
そして
もう二度と同じ失敗はしない、だから酒をやめる
という決意に至ったのではないか。
断酒は飽きとの闘い
断酒そのものを楽しめれば最高だ。
最初のうちはそれも可能だと思う。
アルコールから解放された生活を送るのは、それ自体が素晴らしい。
大げさではなく日々の景色が輝いて見える。
連続断酒日数を数えたりするのも楽しいものだ。
でもそれは長くは続かない。
飲まないのが当たり前になると、断酒初期の清々しい気持ちはだんだん薄れてくる。
そういう状態になると、スリップの可能性が徐々に高まってくる。
暑い日が続き、ビールが恋しくなってきた
旅行やキャンプでお酒抜きでは楽しめなさそうな場にいる
こういう飲酒欲求を呼び起こすシチュエーションはたくさんある。
そんな時、歯止めをかけるひとつの方法が、断酒を決意した理由を明確に思い出すということなの
だ。
初心忘るべからず
以上のことは
初心忘るべからず
というシンプルな格言に置き換えることができる。
当たり前すぎて聞き流してしまいがちだけど、いにしえからの格言にはもっと意識を向けるように
したい。
今まで廃れることなく受け継がれているのだから、真理をついているのだろう。
今回、紹介した方法は、あまりにシンプルで拍子抜けしたかもしれない。
でもシンプルだからこそ、心理をついているのではないかと思う。
少なくとも私自身には効果が抜群に出ている。
それほど時間もコストもかかるわけではないので、だまされたと思って試してみてほしい。
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