スリップ(再飲酒)しても悲観しないで

断酒

断酒に挫折してしまういわゆるスリップしてしまう人は多い。

でもスリップしたとしても悲観する必要はない。

現在、私は何度目かの断酒に挑戦中で、今回はかれこれ3年4か月ほど経過している。

自己記録を更新中だ。

油断禁物だが、断酒については順調にいっている。

そんな私も断酒に挑戦しては、挫折することを何度か繰り返した。

でもあきらめずに何度も挑戦した結果、現在アルコールとは無縁の生活を送ることができている。

だからスリップしたとしても自暴自棄にはならないでほしい。

あきらめずに「何度も挑戦しようとする意志」を持ち続けることが大事なのだ。

過度に落ち込まない

スリップした人が陥る状況としては、必要以上に落ち込んでしまうこと。

SNSなどでは、そういう人たちの悲痛な投稿が散見される。

でも一度冷静になってほしい。

別に禁酒や断酒は誰かと競っているわけではない。

酒を飲んだから「はい負け」という話ではないのだ。

たとえ一時お酒を飲んでしまったとしても、また挑戦すればいいだけのこと。

何度でも挑戦すればいい。

一度や二度の失敗で、過度に自分を責める必要はないのだ。

絶対に自暴自棄にならないことが大事

避けるべきは、スリップしたからといって

   自分はなんて意思の弱いダメなやつなんだ

   断酒なんて無理だ、あきらめよう

という投げやりな思考に陥ること。

そしてそれまでの努力を捨てて、飲酒生活に戻ってしまうこと。

これは非常に危険な状況だと思う。

なぜなら断酒に失敗してお酒を飲む生活に戻ると、一般的に以前よりも酒量が増えるという傾向がみ

られるから。

ただでさえ多かった飲酒量に拍車がかかってしまうわけだ。

こういう傾向のことを「反跳現象」というらしい。

私自身の経験でもこの現象は確かにあった。

これを避けるためにも、スリップしたからといって落ち込む暇を自分に与えてはならない。

すぐ次の挑戦に踏み出す。

この姿勢が何よりも大事だと思う。

そうやって一刻も早く歯止めをかけなければ、アルコールと縁を切るのがどんどん難しくなる。

いずれは身体的、精神的そして経済的にも大きな弊害が生じることは間違いないだろう。

さらには社会的な信用を失うような事態を引き起こしかねない。

繰り返すが、一度や二度、あるいはそれ以上の挫折があっても落ち込む必要はない。

断酒にはスリップはつきものといっていい。

だから何度でも挑戦しよう。

挑戦し続けていれば、アルコールによって大きく道を踏み外すことは避けられるのではないかと思う。

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