断酒生活一年間を振り返って思うこと
断酒をはじめてからついに1年が経過しました。
断酒に挑戦したのは今回が初めてではありません。
実は、過去に何回もアルコール断ちを試みては挫折することを繰り返していたのです。
そのたびに断酒することがいかに難しいかを痛感していました。
今回の断酒継続1年は、自己最長記録です。
断酒繰り返してきました。
こんどこそ絶対に断酒!強く思ったきっかけは?
飲酒欲求に負けて挫折した時は「また失敗しちゃった、そのうち気が向いたらまたやるか」くらい
の軽いに気持ちでいました。
でもこれがどれだけ恐ろしいことなのか知るきっかけがありました。
それはこの動画。
動画内では、アルコールがいかに有害かということを説明してくれています。
なかでも私にとってもっとも衝撃だったのは
40歳を過ぎると、飲酒の害は加速度的に大きくなる
飲めば飲むほどアルコールに対する依存度が高くなる
というくだりでした。
怖かったです、これを知った時は・・・・
確かに、スリップするたびに以前に増して飲酒量が増えていることには気づいていました。
このままではまずいな、酒でを身を滅ぼすのは時間の問題では?という不安を感じてはいました。
でも、一度スリップすると、またお酒を断つのは本当に難しいもの。
「止めないといけない」と焦りを感じながらも、なかなか断酒に踏み切ることができないままでい
たのです。
そんな心理状態のは私にとって、この動画の内容は非常にショックを受けるものでした。
でもそのおかげで断酒を後押ししてくれる結果となったのです。
二度とスリップはしないために実践したこと
この1年間は当然ながら順風満帆の断酒生活を送っていたわけではありません。
強い飲酒欲求に苛まれることもたびたびありました。
でも過去の経験からこうなることは織り込み済みでした。
だから断酒を再開するにあたり自分なりに対策を立てていたのです。
これが功を奏し、今まで絶対に出来なかった一年間の断酒を達成することができました。
アルコールというのは本当に厄介なもので、いざ断酒を決意したとしても、飲酒欲求に対し意思の
力だけで抵抗するのは心もとない。やはり挫折する可能性が高くなってしまうでしょう。
こうしてブログを始めた理由も断酒モチベーションを維持するためでした。
その他、日々の断酒記録をつける、断酒に取り組んでいる方たちのSNSの発信に目を通す、断酒に
関連した書籍を読むなど出来る限りの対策を講じてきました。
中でも毎日記録をつけたというのは大きな効果を発揮できたと思います。
記録をつけることで、アルコールを控えることによって自分に起こった好ましい変化を自覚するこ
とができるからです。
アルコールを我慢したらこんなにいいことがあった、それを意識にあげることでお酒をやめて良か
ったと感動したことが度々ありました。
これが断酒を継続させる大きな手助けになったことは間違いありません。
またその他の工夫としては、節目節目をあえて意識するようにたことでしょうか。
これまで一週間、一か月、三か月、半年というように期間の節目を意識するように心がけてきまし
た。
その節目に到達することで達成感を味わうことができるからです。
達成感を味わうことができると、断酒を継続する強いモチベーションにも繋がります。
断酒して本当に良かった
一年間を振り返ってみると、改めて断酒をしてよかったと心から思います。
断酒によるメリットは計り知れないものがあると、身をもって実感することができました。
その一つ一つを数え上げればキリがないほどです。
特に良い習慣がたくさん身についたということは何ものにも代えがたいと思っています。
断酒を妨げる敵にどう対処するか
今回、1年間という大きな節目を迎えることができて、改めてここまで断酒を続けてきてよかったと
思うし、さらに2年、3年と続けていきたい思いを強くした次第です。
ただ、断酒継続の道には常に敵が潜んでいるもの。
ふいに訪れる強烈な飲酒欲求のほか、もっと根が深いところにも敵が隠れていたりするものです。
一年間断酒できたからといって、これからも大丈夫だという保証はどこにもありません。
まだまだ油断は禁物。
これからもアルコールと無縁の生活を
何度も繰り返しますが、これまで断酒を続けてきて本当に良かったと思います。
「あの時お酒を飲んでいればよかった」なんていう後悔はあろうはずもありません。
とにかくこれからもずっとアルコールと無縁の人生を送っていきたいと思っています。
ただやっぱり断酒というものは不安定なもの。
未だにフラフラと一輪車のような乗り物で、頼りなく進んでいるような感じです。
結局このブログを続けている理由も、そんな不安定な自分を鼓舞し、断酒に対するモチベーション
を維持し続けるというのが大きな理由になっています。
だから今後もそんな私自身と、私と同じような状況にいる方のお役に立てるような記事を書いてい
きたいと思います。
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